"プランナーを越えてプレイヤーへ"。地域活性で置き去りにされているシンプルだけど大切なことって?
どうもこんにちは。地域プロデューサーのゴトウタクです。
僕は"地域プロデューサー"と名乗り、地域の活性のために動いている端くれなので、「地域活性」「地域づくり」「まちおこし」など、というキーワードにはよくアンテナを張っています。
そんな地域おこしというテーマでよく成功事例としてメディアに取り上げられる地方自治体があります。それが島根県海士町(あまちょう)。
行政の本気具合もかなり高いように思われます!
色々な取り組みが成果が現れ、近年Iターン・Uターンする人はかなり多くなってきているようです!
ちなみに、僕が住む長野県白馬村の白馬高校もこの高校魅力化プロジェクトという取り組みを進めています。
そして、最近この島根県海士町観光協会の職員のある方のインタビュー記事を見つけました。
【島根県海士町】移住希望の若者よ「プレイヤーを目指せ。もうプランは十分だ」 | 灯台もと暮らし
詳細は上の記事を読んでいただくとして、キーポイントの箇所をいくつか以下に引用しました。
今、世の中には22歳の頃の僕がやっていたようなプランが溢れていると思うんです。いいアイディアはたくさんあります。見栄えのいい企画書を作って、提案して。コンサルタントやデザイナーといった職が持つ「描く部分」に憧れる若者が増えてきて、アイディアを作るとか場を作るとか、計画を練ることが仕事になってしまっている。
素晴らしいアイディア、未来への可能性。もちろん、それらはどんどん生み出されていくべきです。でも、今地域にはプランよりもプレイヤーが足りない。必要なのはプランではなく、発言した内容に責任をもって、描いたプランを実行していく人、当事者です。
「描いた未来へ導く役を、自分が務めます」と言えますか? 「町づくりを頑張っていきましょう」と口にしても、みんなどこか他人事になってはいないでしょうか。胸を張って言えないのなら、一度立ち止まって考え直してみた方がいい。
プランナーを超えてプレイヤーになれ。
まさにこの一言に尽きる気がします。いいプラン、いいアイディアなら誰でも思い尽くし、考えられる。大切なのはその先でしっかり責任感を持って実行すること。
この記事を読みながら、自分のことを振り返り「プランがプランのままになってしまっていないか?」「まだ大きな動きは生み出せなくても、小さな一歩を着実に踏んでいるか?」を見つめ直しました。
明日2月11日・12日、僕が住む長野県白馬村に仲間が集まり、これからの新しい地域活性の動きを考えるイベントを実施する予定です。
プランをプランのままで終わらせない。自分への戒めの言葉としていきたいです。
それでは!
LIFE IS JOURNEY.