ゴトウタクの武勇伝【歩道橋編】
前回に引き続きゴトウタクの武勇伝シリーズ!今回は歩道橋編!
前回の武勇伝をまだ見ていない方はこちらから!
確か小学6年生頃のこと。
その頃、小学校の校庭では植木や一部コンクリート場所を含めた工事が行われていました。
日を追う毎に次々と新しい植木が校庭に植えられていく。
完全にアウトドア少年だった僕は休み時間はいつも校庭で遊んでいました。
そこである日発見してしまったんです。植木を囲む石に含まれた光るあるものを!
それは...
水晶を含んだ石でした!!!
ガキんちょって何かと光るものが好きですよね。それに、当時の僕は不思議と「石」にモーレツにハマっていました。
「これ取りたい!欲しい!」と思うのは純粋な心を持つ少年にとって当然の感情。
しかし、これが素手ではなかなか取れない。小石で叩いて元の大きな石から水晶だけを取り出そうとしても上手くいかない...。
どうしたらいいものか...?
幼なじみの友人Uと共に持てる知恵をフルに絞り考えついたのは「水晶を含んだ石を歩道橋から落として破壊して中身の水晶を取り出す」というものでした。
当時小学生の自分は、もちろん「位置エネルギー」なんてものは知りません。なかなか良い発想だぞ、当時の自分と褒めたくなります(笑)
いやいや、普通に危ないだろ!!!下に人がいて当たったらどうするねん!
先が読めない幼稚な小6でした。
実際、決行したんですが。
決行日当日。
他の生徒が帰るのを友人Uと待ち、いざ歩道橋へ。予想では簡単に石は割れて水晶を取り出せると思っていたのですが、これがなかなか割れない。
2度、3度試してみるものの全然割れない。等々、諦めて帰りました。
ただ話はこれで終わりません。
僕らは完全に他の生徒が帰るのを見送ったと思っていたのですが、実は僕らの行為を見ていた生徒がいて翌日先生にチクられてど叱られてしまいました(笑)
ああ、失態。
ちなみに、僕は女子によくチクられる「チクられキャラ」でした。小学生の女子ってなんであんなにも正義感強くて、よくチクるんでしょうね。
それはそうと、「意思あるところに道あり」というように、当時の自分には「石の中の水晶を取り出したい!」という強い想いがあったからこそ「歩道橋から石を落として割る」という名案を思いつけたんでしょうね(笑)
以上、「想い」こそ全てだと今の自分に感じさせてくれる昔のエピソードでした。
LIFE IS JOURNEY.