鬼のいない里と書いて鬼無里。この地に残る「鬼女紅葉伝説」とは?
こんにちは!地域プロデューサーのゴトウタクです!
今回は長野県鬼無里(きなさ)地区の由来になったとも言われる「鬼女紅葉伝説」についてご紹介。
長野県の北部に位置する鬼無里。
地名に「鬼」の文字が入っていてかなり印象的。ちなみに、白馬村には青鬼(あおに)集落という地名もあり、関係性を推測させます。
話をもとに戻すと、鬼がいないということは、以前は鬼がいたということになりますね。
では、それはどんな鬼だったのか?なぜこの地は鬼無里という地名になったのか?
平安時代の頃、「紅葉」という美しく身分の高い女性が京の都から水無瀬(現在の鬼無里)に追放されやってきました。
村の人たちは彼女を都の人ということで、大いにもてなし、彼女のために屋敷を作ってあげました。
しかし、次第にここ水無瀬での暮らしに飽きてきた紅葉は、夜な夜な近くの村を荒らし回るようになりました。
これを受けて村人たちは彼女のことを鬼女と呼ぶようになる。この噂を聞いた朝廷は鬼女退治を命じ、ついに紅葉は殺されてしまいました。
鬼退治というワードが連想されるもので、あくまでイメージです(笑)
鬼女が退治され里に鬼がいなくなったということから、「鬼無里」という地名になったそうです。
*諸説あり
参考:鬼無里ふるさと資料館資料
今回、鬼無里という名前の印象が強すぎて、気になり実際に現地でリサーチしてみました。
地名の由来って何かしらの理由があり、調べていくと知的好奇心をそそられかなりおもしろいものです。
皆さんも、一度自分が住んでいる地名の由来調べてみてはいかがでしょうか?
おもしろい発見があると思います。
LIFE IS JOURNEY.